プロミスのおまとめローンとは?借入先をまとめるメリットとデメリット解説

ついついカードローンを借りすぎてしまった場合におすすめなのが、プロミスのおまとめローン。
カードローンは急な出費や支払いに困った時、手軽に利用できる便利なサービス。申込も簡単で、すぐにお金を貸してもらえる頼もしい存在ですよね。
しかしその手軽さからいつのまにか何社にも借入をしてしまい、複数の返済に困っている人も多いのではないでしょうか?
プロミスのおまとめローンとはその名の通り、複数の借入をひとつにまとめるためのローンです。
目次
プロミスのおまとめローンとは?
金利 | 6.3%~17.8% |
最大融資額 | 300万円 |
申込条件 | 20~65歳で本人が安定した収入を得ている |
資金使途 | 貸金業者債務の借り換え |
手続き方法 | 自動契約機 プロミスコール(電話) |
消費者金融カードローンの中で利用者数がもっとも多く、高い顧客満足度を誇るプロミス。おまとめローンは、カードローンとは別のサービスとしてプロミスが提供する商品になります。
内容は複数社の消費者金融の借入をひとつにまとめることで月々の支払いを抑え、金利の条件や返済の仕方次第では借入総額も減額できるというもの。
現在返済中の借入については、プロミスが返済してくれるので、自分で各借入先に完済手続きをする必要はありません。
また消費者金融には「総量規制」というルールがあり、年収の3分の1を超える借入はできないことになっています。
しかしプロミスのおまとめローンには総量規制が適用されないので、転職などで現在の借入が年収の3分の1を超えてしまっている人もおまとめローンに借り換えることが可能です。
プロミスのおまとめローンのメリット
プロミスのおまとめローンを利用することで次の4つのメリットがあります。
- 支払いがひとつにまとまる
- 現在よりも低金利で借りられる
- 最短即日融資が可能
- 審査通過率が高い
①支払いがひとつにまとまる
支払いがひとつになると、引き落とし日がわかりやすくなります。
毎月の返済日がバラバラだと月に何度も引き落とされるので、計画も立てづらく大変ですよね。
さらに返済プランが融資額につきほぼ固定されている会社も多いので、複数のローンを借りると毎月の返済額が大きくなりがち。
これらをひとつの支払いにすることで月々の支払額を減らせるのも支払いをまとめるポイントです。
②現在よりも低金利で借りられる
借入をひとつにまとめると、低い金利での融資が期待できます。
なぜなら消費者金融の金利条件は、融資額が大きいほど低くなるから。複数社から融資を受けている場合、50万円に満たない融資をいくつも受けているパターンが多いのではないでしょうか。
その場合に適用になる金利は、各社で差はあるものの、17%~18%ほどの条件がほとんどです。
これらをひとつにまとめると1社からの融資額が大きくなり、現在よりも低い金利でプロミスの融資を受けることができます。
③最短即日融資が可能
消費者金融 | 最短25分程度 |
銀行カードローン | 最短翌営業日 |
プロミスの強みである借入までの対応の早さはおまとめローンでも同様で、最短即日で融資を受けることが可能です。
基本的にプロミスの金利は日割り計算になるので、早く返せば返すほど返済額は少なくなります。
おまとめローンの審査に通った後、実際の融資まで3日かかった場合、その3日分の金利は返済額に含まれてしまうことに。
銀行で借入をまとめた場合、審査に数日、融資までに数日かかるケースもあるので、即日融資が可能であれば無駄な利息を払わなくていいプロミスのほうがおすすめきます。
④審査通過率が高い
プロミスのおまとめローンは銀行カードローンよりも金利は高いですが、比較的審査通過率が高く使いやすいローンです。
銀行カードローンは安い金利が借りられる反面、審査通過の基準が厳しく設定されており誰でも借り入れができるというわけではありません。
アルバイトやパートの方や年収が低い方など、審査に不安がある人は審査に通らず銀行カードローンが利用できない場合もあるため、定期的な収入があれば審査に通過しやすいのはプロミスのおまとめローンのメリットです。
プロミスのおまとめローンのデメリット
ここまでプロミスのおまとめローンに関するメリットを紹介しましたが、ここからはデメリットについても紹介していきます。
①Web申込ができない
プロミスのおまとめローンはWebでの申込ができないというデメリットがあります。
申込方法は
- 店頭窓口(平日10時~18時)
- 無人契約機(全日9時~21時)
- プロミスコール(全日9時~21時)
の3種類で、どれも時間の制限が設けられています。
店頭窓口と無人契約機の場合は必要書類を持参して申込、審査が通れば手続きまでその場で済ませることができます。
コールセンターの場合は電話で審査、その後は店頭窓口や無人契約機で手続きを進めるか、郵送で書類のやり取りするかを選ぶことができます。
②まとめられるのは元本分だけ
プロミスのおまとめローンでまとめられるのは現在の他社借入の「元本分だけ」ということを覚えておく必要があります。
月の返済額は「元本(元金)」と「利息」の合計となっています。利息とは元本に金利を掛けたもので、これがカードローン会社の取り分ということになっています。
例えば30万円を金利18%で借入した場合、返済総額は30万×18%で354,000円になります。
これを返済回数で割ったものが月々の返済額なのですが、利息分の54,000円はおまとめローンに組み入れることができません。
現在の返済状況やプロミスが代理一括返済をする日によって金額は変動しますが、利息分は自分で用意する必要があります。
利息分までまとめて借りられないことは、プロミスのおまとめローンのデメリットです。
③追加で借入ができない
おまとめローンはカードやアプリのように契約後に追加で借入はできず、借入時点で融資額は確定となります。
そのため、事情があってどうしてもお金が必要な時に頼ることはできません。
プロミスは他社のおまとめ商品と違い、他社借入を完済後、他社契約を必ずしも解約しなくて良いとされています。
そのためいざとなったら再度他社から借入できますが、せっかく一本化したのに支払い先を増やすことはしたくないですよね。
通常のローンのように追加融資ができないのはひとつのデメリットと言えます。
プロミスのおまとめローンで審査落ちする人の特徴
プロミスのおまとめローンも通常のローンと同様に審査があります。つまり審査に通らない場合があるということです。
審査落ちする人にはどんな共通点はあるのでしょうか。
おまとめローンの審査が通らない人には
- 借入件数・金額が多すぎる
- 現在の借入で問題を起こした
- 借入時と環境が変わっている
といった共通の特徴があるケースが多いです。
上から順に詳しく解説していきます。
①借入件数・金額が多すぎる
借入件数が多い場合、落とされる可能性が高くなります。
明確に件数が何件までなら良いというのは無いのですが、だいたい3社ほどがボーダーラインで、6社を超える場合はほぼ審査には通らないと考えて良さそうです。
金額については、プロミスのおまとめローンは貸金業法の総量規制の適用を受けるないため年収の3分の1以上を借りることができますが、限度額が300万円までと少ないため、大きな金額の借り換えには利用できません。
②現在の借入で問題を起こした
現在返済中の借入で問題を起こした場合、断られるリスクは高いです。
問題というのは返済の払い遅れなどが該当します。返済状況は常に信用情報として記録され、他社の履歴であってもプロミス側で確認できるので、良い情報も悪い情報も筒抜けになっています。
1度や2度、ほんの数日遅れてしまった程度であればそこまで影響はないかもしれませんが、何度も頻繁に払い遅れた、長期に渡って支払いできなかったなどがある場合、融資を受けるのは難しいです。
③借入時と環境が変わっている
他社から借入をしているということは、他社においてその金額の審査を通ったという実績があるということになりますよね。
そこから滞りなく返済ができていれば、ある程度の信頼は得られるはずです。
しかし環境が変わっていた場合、話は違ってきます。
例えば転職をしていた場合や、事情があって年収が下がっていた場合など。ローンの審査はあくまで現状審査なので、過去に他社と契約した時より不利な状況にある場合、同じ金額の借入は難しいと言えます。
プロミスおまとめローンの申込み方法と必要書類
プロミスのおまとめローンの申込みの際に気を付けることは、まとめられる借入が「消費者金融からの借入」や「クレジットカードのキャッシング」などに限られることです。
銀行からの融資やクレジットカードのショッピング枠、自動車ローンや住宅ローンなどは対象外になります。
資金の用途は他社借入の返済のための利用のみとなっていて、申込方法はWeb申込に対応していないなど、通常のローンにはない制限が設けられているので注意しましょう。
申込条件
申込の条件は「20歳以上65歳以下で安定した収入がある」ことです。
安定した収入の定義は「毎月継続した一定の収入がある」ことで、アルバイトやパートも含まれているので、フリーターの方でも申込可能になります。
条件を満たしていれば、学生や主婦の人でも申込することができるので通常のローンと同じで幅広く対応しており、通常のカードローンと同様に、担保や保証人は不要です。
必要な書類
プロミスのおまとめローンの申し込み・審査に必要な書類は
- 本人確認書類
- 収入証明書類
の2種類になります。
本人確認書類は
- 運転免許証
- パスポートもしくは健康保険証+住民票等
などが該当します。
運転免許証であれば1点のみで大丈夫ですが、運転免許証がない場合はパスポートもしくは健康保険証、プラスで住民票・公共料金の領収書などの書類が必要です。
おまとめローンの場合は収入証明は必須
プロミスのおまとめローンの場合、審査時には借入額に関わらず、収入証明書類の提出が必須となっています。
収入証明書類として該当するのは以下の通り。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 税額通知書
- 所得証明書
- 給与明細書(直近2ヶ月分)+賞与明細書(直近1年分)
これの中から1点必要となるので、いずれかの最新のものを用意しましょう。
書類の偽造や嘘の申告は犯罪であり、プロミス側の対応次第では刑事事件に発展する可能性があります。
悪意が無かったとしても、誤った書類を提出してトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、間違った内容の書類を提出しないよう注意が必要です。
申し込み〜融資までの流れ
プロミスのおまとめローンに申し込む方法は次の2つです。
- 自動契約機
- プロミスコール
それぞれの申し込み手順について詳しく解説していきます。
自動契約機
- STEP.1自動契約機に来店
お近くの自動契約機に来店します。
- STEP.2必要情報入力
自動契約機で必要情報を入力します。
入力内容に間違いがないか確認して申し込み完了です。
- STEP.3審査結果通知
審査結果はその場で通知されます。
承認であれば契約に必要な書類がその場で発行されるため、案内に従って記載し提出してください。
- STEP.4借入
契約後すぐに、おまとめローンの借入が可能です。
プロミスコール
- STEP.1プロミスコールに連絡
受付時間内にプロミスコールに電話をかけます。
電話番号:0120-24-0365
受付時間:平日9~18時 - STEP.2必要情報を伝える
オペレーターの案内に従って申し込みに必要な情報を伝えます。
これで申し込みは完了です。
- STEP.3審査結果通知
審査結果は電話で通知されます。
承認であれば自宅に契約書類が送られてくるので、必要事項を記入してプロミスに返送しましょう。
- STEP.4借入
返送した書類がプロミスに届き次第、おまとめローンの借入が可能です。
プロミスのおまとめローンの5つの疑問について解説
ここでは、プロミスのおまとめローンに関する疑問を5つ厳選して解説していきます。
①おまとめローンの審査は厳しい?
プロミスのおまとめローンの審査は、通常のカードローンの審査と比べると厳しいと言えます。
なぜなら他社の借入をまとめるという性質上、必然的に借入金額が大きくなるからです。
また、おまとめローンは通常のローンよりも低金利で貸し出すことが多いサービスなので、プロミス側にとっては利益率が低い商品と言えます。
利益が少ない分、貸し倒れのリスクはできるだけ負わないようにしたいはずですよね。
そういった意味でも通常のローンと比べても審査は厳しく見ていると言えるでしょう。
②他社解約は絶対にしなければならない?
プロミスのおまとめローンでは他社解約は必須ではありません。
基本的におまとめローンは、「完済済みになったカードローンを解約すること」を融資の条件としている場合が多いです。
しかしプロミスの場合、まとめ終わったローンを解約することを融資の条件にしていません。
そのため、おまとめローンを組んだ後に再び他社から借入することができます。
ただ万が一また借入をしてしまえば、おまとめローンを組む前以上の借入総額になってしまうため、あまりおすすめはできません。
解約するに越したことはありませんが、もしもの時の保険として他社契約を残しておくことも可能です。
③審査時に在籍確認はある?
おまとめローンであっても在籍の確認は取られます。他社によっては確認されないケースもありますが、プロミスでは勤務先への在籍確認は必ず行われています。
確認の連絡をした際は担当者の個人名で電話をかけ会社名を出すことはないので、それが原因で勤務先に審査を受けていることがバレる心配はありません。
また勤務形態などの問題で確認を取れない方は、一度コールセンターに相談してみると解決策を提示してもらえる可能性もあります。
④再申し込みする際の注意点
プロミスのおまとめローンを審査落ちしてしまった場合でも、何度でも再申し込みをすることができます。
ただし、一度審査に落ちてしまった以上、そのまま再申し込みしても同じ結果になる可能性が高いです。
再申し込みする際は
- 6ヶ月は間を空けて申し込む
- 集中返済や借り換えをして借入件数を減らしておく
という点に注意すると良いでしょう。
6ヶ月あいだを空ける理由は、申込関係の信用情報の保管期限が半年間だからです。前回の申込の履歴が消え、信用情報が回復した状態で再審査を受けることができます。
また集中して返済をしたり、他社間で返済をやりくりして借入件数を減らすことで前回より有利な状態で審査に臨みましょう。
⑤融資額の上限はある?
プロミスのおまとめローンでは、融資額の上限は300万円までとされています。
おまとめローンは総量規制のルールが適用されないので、年収の3分の1までしか借りられないという制限はありません。
しかし、審査を通れば誰でも300万円まで融資を受けられるという意味ではなく、あくまで本人の情報をもとに貸し出せる金額を精査しています。
返済回数は1回~120回が上限となっていて、最長で10年までローンを組めることになっていますが、こちらも誰でも120回でローンを組めるという意味ではないので注意しましょう。
まとめ
プロミスのおまとめローンはうまく使えば今よりも低金利でローンをまとめて、月々の返済額や支払総額を抑えることができる優れた商品です。
申込条件も広く設定されていて、返済で悩むほとんどの方が申し込むことができると思います。
一部申込方法に制限はあるものの、他社解約が必須ではなく、最短で即日融資が可能という強みがあるので、数あるおまとめローンの中でも非常に満足度の高いサービスです。
複数社の返済に苦戦している方も、将来を考えて支払総額を減額できないかと悩んでいる方も、ぜひ一度プロミスのおまとめローンを検討してみてはいかがでしょうか?