ANA JCBカードは陸と空でマイルが貯まる！還元率やメリット＆デメリットを徹底検証

自粛ムードも終わりの兆しが見えてきて、今年に入って旅行を再開したという方も多いのではないでしょうか。
せっかく旅行をするのならマイルをお得に貯めたいですよね。

今回はお得にマイルをためやすいおすすめのANA JCBカードについて解説していきます。

ANA JCBカードってどういうカード？基本情報を解説

ANA JCBカードは航空会社であるANAとクレジットカード会社であるJCBが提携して発行しているクレジットカードです。

通常のJCBカードと同じように買い物の際にOkiDokiポイントが貯められるのはもちろんのこと、ANAの航空機を利用する際にはポイントと別でボーナスマイルを獲得することができます。

国際ブランドはJCBしか選べないため海外旅行時には使えない場面もありますが、国内旅行でよく飛行機に乗る方にはおすすめです。

ANA JCBカードのデメリットと悪い評判

ここまでメリットを紹介してきましたが、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

①他のカードと比べて海外で使える店舗が少ない

ANAJCBカードは国内で使う分には全然問題ないんですけど、海外では使えないお店もあるので海外旅行に持っていくには向いてないんですよね。せっかく海外旅行保険が付帯しているのにもったいないと思います。

30代男性／会社員

ANA JCBカードを発行しているのは、日本唯一の国際ブランドJCBです。
国内でのシェア率はVisaについで2位となっているため、国内で使えるお店は多いです。

一方で、海外での普及率は低く、世界の総購入取引数におけるシェア率は1%程度です。
そのため、海外で使える店舗が少ない点はデメリットと言えます。

海外旅行に行く際は事前にANA JCBカードが使えるか確認してから向かうように気をつけましょう！

②付帯保険が最低限しかついていない

旅行によく行くのでクレジットカードの保険も重視していたんですが、自分が持っているANAJCBだとかなり不十分な感じです。他で保険を掛けるのも面倒なので、他のクレジットカードに乗り換えるか別のカードを作るか悩んでいます。

40代女性／会社役員

ANA JCBカードの付帯保険は傷害保険のみとなっており、海外旅行先で負った怪我が原因で死亡した場合のみ補償を受けられます。

もしも、充実した海外保険で安心できる旅行を楽しみたい場合は海外旅行保険の充実したクレジットカードをもう1枚もつのも手段のひとつです。

ANA JCBカードでお得にマイルをためて、もう1枚のカードで保険を充実させることでクレジットカードのいいとこどりができ、お得に旅行が楽しめます！

メリットと併せて考えて、自分が旅行に行った時ANA JCBカードでは不安が残るか考えてみましょう。

ANA JCBカードのメリットと利用者の口コミ

こちらではANA JCBカードのメリットはどのようなものがあるか解説します。

①年会費が初年度無料

ANAの飛行機によく乗るので、空港でANA JCBカードを申し込みました。初年度年会費無料なのはうれしいですし、2年目以降も神の明細を発行しないだけで年会費が500円も安くなるのはお得でありがたいです。

30代男性／会社員

ANA JCBカードは初年度無料です！

そのため、最初の1年間は無料で使ってそのお得さを気軽に確かめることができます。

さらに、翌年以降カード明細をwebで受け取るサービスを利用すると、年会費の2,200円が1,700円に抑えられます。

②継続ボーナスだけで年会費の元が取れる！

ANA JCBカードは2年目以降の年会費は無料ではないんですが、1年ごとにもらえるボーナスマイルで元がとれちゃうんですよね。ANAの飛行機に乗る人だったら損することがないので絶対作った方がいいですよ。

20代男性／自営業

ANA JCBカードの年会費は2,200円ですが入会したタイミングと、継続するタイミングで1,000マイル獲得できます。1マイルはおよそ3〜5円程度なので、継続ボーナスだけで年会費の元がとれるということになります。

年会費分のカードの特典を十分に使い切れるか心配な場合にも安心です。

③10%のボーナスマイル獲得！

ANA JCBカードを持っているとANAの飛行機に乗ったときに10％もボーナスマイルがもらえるのでお得です。他のクレジットカードだとこういう特典はないので、飛行機ユーザーなら提携カードはマストで持っておくのが良いと思います。

40代男性／会社員

ANA便に乗ることで、通常のマイルに加えてさらに10％のボーナスマイルがもらえます。

同じANAの便に乗るならANA JCBカードを持っている方が断然お得ですね。

④OkiDokiポイントも貯まる

ANAJCBカードなら普通のJCBカードみたいにOkiDokiポイントが貯まるので、使い道が多くてすごく便利です。マイルは自分で飛行機の利用に使って、OkiDokiポイントは家族で使う家電なんかに利用してますよ。

30代女性／会社員

ANA JCBカードで貯まるのは、マイルだけではありません。なんと一般のJCBカードと同じように利用金額1,000円ごとに1ポイントが同時に貯まります！

JCBカードで貯まるポイントはOkiDokiポイントと呼ばれており、支払いに充てたり、家電やディズニーのパークチケットなどの嬉しい景品と交換できます。

さらに貯まったOkiDokiポイントはマイルに移行することもできます。

ANA JCBカードの利用で貯まったポイントはマイルに変更するだけではなく、支払いや商品交換にも使えるので、旅行をしない月もお得に使えて無駄がないのもメリットです。

ANAカードっていろいろあるけれど、他にはどんな種類があるの？

名前に “ANA“ とつくカードはとても種類が多いです。そのためどれにすればいいのか迷ってしますよね。
そこで、今回はANA JCBカード（学生）、ANA JCBカードZERO、ANA JCBワイドカード、ソラチカゴールドカードの特徴について調べました！

しっかり検討して、自分に合うカードを見つけてください。

ANA JCBカード（学生）

18歳以上の学生専用！旅行だけでなく日常生活でもマイルが貯まるお得なカード

年会費	在学中無料
申し込み条件	・18歳以上の学生 （日本国内の大学院、大学、短大、専門学校、高専の4,5年生） ・日本国内で支払いが可能
付帯保険	海外旅行傷害保険最高1,000万円 国内損害保険最高1,000万円
マイル移行 手数料	無料
マイル移行 換算量	1000円あたり10マイル

ANA JCBカード（学生）は、申し込みできるのが学生だけという条件がありますが、ANA JCBカードでは年間5,500円支払う必要のあった10マイルコースと同じマイル移行換算量となっています。

そのため、普段のお買い物でコツコツOkiDokiポイントをためて、長期休暇で旅行に行くタイミングなどでマイルに変換して使うとお得です！

ANA JCBカードZERO

学生を除く18歳以上だけが利用できるANA入門カード

年会費	無料（5年間）
申し込み条件	・18歳以上29歳以下（学生不可） ・本人または配偶者に安定継続収入がある
付帯保険	ー
マイル移行手数料	無料
マイル移行換算量	1000円あたり5マイル

ANA JCBカードZEROは利用期間が5年間という縛りはありますが、無料でマイルをお得に貯められるカードになっています。そのためANA JCBカードにしようか迷っている方のお試しの1枚におすすめしたいカードとなっています。

ANA JCBワイドカード

ANAのフライトが多い方に！搭乗ボーナスがかなりお得なワイドカード

年会費	7,975円
申し込み条件	・18歳以上（学生不可） ・本人または配偶者に安定継続収入がある
付帯保険	海外旅行傷害保険 最高5,000万円
搭乗ボーナスマイル	25%
マイル移行手数料	10マイルコース：5,500円（年間） 5マイルコース：無料
マイル移行換算量	1000円あたり10マイルまたは5マイル

ANA JCBカードは搭乗のたびに10%のマイルが貯まりましたが、ANA JCBワイドカードは25%のボーナスマイルがもらえます。年会費はANA JCBカードよりも高くなってしまいますが、ANAに搭乗する機会が多いほどマイルが貯まるカードなので、出張や旅行で多く飛行機に乗られる方におすすめです。

ソラチカカード

ソラからチカまでこの一枚で！ANA・東京メトロと連携して発行されたカード。

OkiDOkiポイントだけでなく、メトロポイントまで貯まります！

年会費	2,200円 ※初年度無料
申し込み条件	18歳以上 本人または配偶者に安定継続収入がある
付帯保険	海外傷害保険最高1,000万円 国内傷害保険最高1,000万円
マイル移行手数料	10マイルコース5,500円（年間） 5マイルコース無料
マイル移行換算量	1000円あたり10マイルまたは5マイル
メトポの貯まり方	【乗車ポイント】1乗車ごと貯まる 平日：5ポイント 土日休：15ポイント ※定期区間外【電子マネーポイント】 駅構内の自販機 ：100円ごとに1ポイント メトロポイントPlus加盟店 ：200円ごとに1ポイント

ソラチカカードはマイルだけでなくメトポが貯まるのが特徴です。

日常的に東京メトロを使用する旅行好きの方におすすめしたい1枚です。

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ANA JCBカードは、新規入会＋条件達成で最大108,000マイルが貯まるキャンペーンを実施しています。

キャンペーンの詳細は下記公式サイトから確認してください！

ANA JCBカードの審査は厳しい？審査に落ちる人の特徴

ここまでANA JCBカードについて紹介してきましたが、やはりクレジットカードなので審査が必要になってきます。
初めてクレジットカードを作る方や新社会人・専業主婦などの収入に自信のない方は、審査に対して不安を抱くことが多いのではないでしょうか。

そこで、この章では、ANA JCBカードの審査基準や審査に落ちる人の特徴について解説していきます。

審査基準

①18歳以上（学生不可）

ANA JCBカードは18歳以上から申し込みできますが、大学生含め、学生は申し込みができなくなっています。

②本人または配偶者に安定継続収入がある

本人に安定継続収入のない専業主婦の方の場合でも配偶者に収入がある場合、審査を通ることができます。新社会人で収入に自信がない場合でも、安定的・継続的であれば基準は満たしていると言えます。

③日本国内の金融機関に個人口座を持っている

クレジットカード支払いのための口座になります。

このようにANA JCBカードの審査基準は一般的なカードと同じになっています。そのため、特別審査が厳しくはないでしょう。主婦や、新社会人の方でも十分審査を通る可能性が高いです。

審査に落ちる人の特徴

審査基準は一般的なクレジットカードと同じということがわかりましたが、どのような人が審査に落ちてしまうのかまとめました。

①安定継続収入がない

安定継続収入がない場合には、支払い能力を疑われてしまうため、審査には通りにくいです。そのため、無職の方などは審査に落ちやすい傾向にあります。

②短期間に複数のカードに申し込みしている

短期間に複数のカードに申し込んでいる場合も金策に切羽詰まっていると捉えられてしまうため審査に通りにくくなってしまいます。また、審査に落ちてしまった場合でも連続してカードに申し込むのは控えましょう。

③信用情報に傷がある

過去に、クレジットカードを滞納してしまったりローンの支払いを延滞してしまった場合は、信用情報に傷がついている可能性が高いです。そのため、審査に通りにくいです。信用方法に傷がついてしばらくはカードの審査に通りにくいため、5年程度時間を開けてから申し込みましょう。

④申し込み内容に不備がある

カードを申し込む際の入力内容に不備がある場合、審査に時間がかかったり、落ちてしまうことがあります。虚偽の申告を意図的にした場合も、うっかり入力内容を間違えてしまった場合のいずれも同じ「申し込み内容の不備」になってしまうのでカードに申し込む際は慎重に情報を入力するようにしましょう。

ANA JCBカードが手元に届くまでの流れ

ここまで読んで、ANA JCBカードに申し込みされる方のために、ANA JCBカードの申し込み手順と、実際にカードが手元に届くまでの流れを説明していきます。

インターネットからのお申し込み

①公式サイトの申し込みボタンを押す

②会員規約に同意し、情報を入力

③申し込み完了！登録したメールアドレスに受付完了メールが届きます！

手元に届くまでの日数

申し込みから1週間ほどでカード発送！

ANA JCBカードに関するよくある質問

ANA JCBカードに関するよくある質問と回答をまとめました。

自分に向いているのはどのカード？

• マイルをお得に貯めたい学生さんはANA JCBカード（学生）
• 出張・旅行でとにかくANAをたくさん利用する方はANA JCBワイドカード
• 18歳以上29歳以下限定！年会費無料でANA JCBカードを試してみたい方はANA JCBカードZERO
• 日常的に東京メトロを利用する方、メトポも一緒に貯めたい方はソラチカカード
• バランス重視コスパ良くマイルを貯めたい方ANA JCBカード

クレジットカードは、短期間に複数枚申し込むと審査に通りにくくなってしまいます。そのため、自分に合う1枚のカードを選んで申し込みましょう！

JCBカードWとANA JCBカードはどちらがおすすめ？

JCBカードWは年会費が無料のJCBカードの中で最もOkiDokiポイントが貯まりやすいです。

しかし、マイル還元率は低く0.3％となっているので、マイルを効率よく貯めたい方にはANA JCBカードがおすすめです。

こちらの記事でJCBカードWについて詳しく述べているので、いつでも還元率が2倍のJCBカードWが気になる方はチェックしてください！

ANA JCBカードの使い方は？

ANA JCBカードの利用で貯まったOkiDokiポイントをマイルに移行させる場合は、会員専用WEBサービス「MyJCB」から申し込みしてください。

「ポイントキャンペーン」＞「ポイント数・商品コースから選ぶ」＞「商品申し込み/商品を選ぶ」画面から申し込みができます。

また電話での申し込みにも対応しています。
ANA JCBカードを手元にご用意の上、おかけください。

ANA JCBカードは家族カードを発行できますか？

年会費1,100円で発行できます。
本会員の方と同様に初年度年会費無料でご利用いただけます。

本会員の方とマイルを合算できるので、よりたくさんのマイルを貯められるようになります。

ANA JCBカードの発行会社は？

ANA JCBカードは株式会社ジェーシービーが発行しています。

Q.ANA JCBカードとはなんですか？

ANAマイレージクラブ、JCBクレジットカード、楽天Edy（プリペイド型電子マネー）が1枚に集約されたカードです。

ANAマイレージクラブとは何ですか？

ANAマイレージクラブに加入することで、マイルが貯まるようになります。ANA JCBカードの入会にはANAマイレージクラブ加入も含まれているので追加の手続きなしでマイルを貯めることができます。

ANAクラブカードの年会費はいくらですか？

ANAマイレージクラブは入会費・年会費ともに無料です。

マイルを維持したままカードを切り替えることはできますか？

ANA JCBカードは、マイルを維持したままカードを切り替えることはできます。

1. 切り替え先のカードに新規入会する
2. 貯まっているマイルを新しいカードに移行する
3. 旧カードを退会する

詳細はこちらからご確認ください

ANA JCBカードの締め日はいつですか？

ANA JCBカードの締め日は毎月15日締め、翌月10日にお支払いとなります。

土・日・祝の場合は翌営業日となります。

支払日までに引き落とし口座に入金できなかった場合、どうなりますか？

ご指定の金融機関によって異なります。

1. 後日に振替の引き落とし
2. JCBに振り込み

のいずれかになります。金融機関によって振替日や時間が異なりますので、ご自身の引き落とし用の口座がどれに該当しているかこちらからご確認ください。

JCBコンタクトレスとはなんですか？

JCBコンタクトレスとは、JCBのタッチ決済のことです。JCBカードやカードを登録したスマートフォンやアップルウォッチなどのウェアラブル端末をお店の機械にかざすだけでショッピングができる決済方法です。

タッチ決済の限度額はいくらですか？

ANA JCBカードのタッチ決済の利用上限は1万円となっています。1万円を超える高額の支払いの場合、本人確認として、暗証番号の入力が必要になります。

ANA JCBカードプリペイドカードとはなんですか？

年会費無料で使えば使うほどマイルが貯まるプリペイドカードです。世界中のJCB加盟店で利用することができます。
お申し込み対象は日本在住の15歳以上（中学生を除く）なので、ANA JCBカードが利用できない高校生でも利用可能です。

さらに、2024年3月31日までは利用開始手数料の550円がかからないので、お得になっています。

ANA JCBカードの解約方法は？

JCBのWEBサービス「MyJCB」から退会できます。

1. MyJCBにログイン
2. 「お客様情報の照会・変更」を選択
3. 「お客様情報の照会・変更」内の「一覧」を選択
4. ページ最下部の「JCBカードの大会に関するご案内」を選択
5. 「退会手続きの前に、ご確認ください。」の内容を確認し、「次へ」を選択
6. 「カードの退会手続き」画面で、退会するカードと退会の理由にチェックを入れ、「確認画面へ」を選択
7. 最後に。退会内容確認画面で「退会する」を選択

こちらの手順で退会できます。

まとめ

ANA JCBカードはマイルが貯まりやすいお得なカードです。最大16,000マイル貯まるお得なキャンペーンも実施しているので、マイルをお得に貯めたい方にANA JCBカードはおすすめです！

年会費も継続ボーナスでマイルになって帰ってくるので実質無料の旅行好きの方は必携の1枚です！

学生向けのANA JCBカード（学生）やもっとたくさんANAを利用する方向けのANA JCBワイドカードなど種類があるので、旅行の頻度や年齢など自分にあった1枚を選んでもっとお得に旅行を楽しみましょう。